ロシア軍、東部リシチャンシク砲撃 女性1名死亡=ハイダイ州行政府長官
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ウクライナ東部ルハンシク州軍行政府長官は3日、同州ではシェヴェロドネツィクで激しい戦闘が続き、隣接するリシチャンシクではロシア軍からの砲撃で市民が1名死亡したと伝えた。
3日朝、ハイダイ長官がテレグラム・アカウントにて報告した。
ハイダイ氏は、「敵は、前線での著しい達成を得られない中で、民間インフラに対する勝利を報告しているようであり、家や企業を攻撃している。彼らのいうところの『ロシアの世界』とはあたり一面のステップなのだろう。市の中心での戦闘の激しいシェヴェロドネツィクだけでも、9軒の建物が損傷。リシチャンシクでは2軒、インフラと消防用輸送手段も破壊された。特に、火災現場に駆けつけ、命を助けるのに利用できた車両4台が壊された。ヒルシケでは16軒が破壊され、ゾロテーでも6軒、トシキウカで3軒だ。昨日の朝は、リシチャンシクで敵の砲弾により女性が殺された」と書き込んだ。リシチャンシクで死亡したのは、1958年生まれの女性だという。
また同氏は、空爆がウスティニウカとミルナ・ドリナに対して行われ、さらにリシチャンシクとバフムート(ドネツィク州)を繋ぐ、いわゆる「命の道」に対する激しい砲撃が続いており、現在民間人も軍人もそのルートは使っていないと伝えた。