ウクライナとロシア、軍人遺体を50体ずつ交換
ウクライナの一時的被占領地再統合省は8日、ウクライナ南部ザポリッジャ州の前線にてウクライナとロシアの間で軍人の遺体を50体ずつ交換したと発表した。
一時的被占領地再統合省広報室が公表した。
発表によれば、交換によりウクライナ側が受け取った50名分の遺体のうち、37体はマリウポリ製鉄工場「アゾフスタリ」の防衛に参加した軍人たちのものだという。
ウクライナ側で今回の協議を担当したのは、オレフ・コテンコ特別状況下行方不明者問題全権であり、交換作戦は一時的被占領地再統合省、国防省情報総局、国防省、保安庁(SBU)、参謀本部などにより実施されたと書かれている。
また、ウクライナ軍人遺体返還プロセスは継続しているとも指摘されている。
これに先立ち、4日、ザポリッジャ州にてウクライナとロシアは軍人遺体を160体ずつ交換していた。