ウクライナの出版社「ブリッツ・インフォルム」の総裁が戦死
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ウクライナの出版社「ブリッツ・インフォルム」の総裁で、ロシアの対ウクライナ戦争で志願兵として戦闘に参加していたヴォロディーミル・チェポヴィー氏が、6月初旬に戦死していたことがわかった。
22日、ウクライナ記者組合がテレグラム・チャンネルにて、キーウ市行政府副長官報道官のシコタ氏の発言を伝えた。
シコタ氏は、「今日、『ブリッツ・インフォルム』出版の総裁であり、雑誌『ビジネス』の編集長であり、『ビジネス100』プロジェクトの考案者が戦場で亡くなったことが確認された。エネルギッシュで、明るくて、活発なヴォロディーミル・チェポヴィー氏だ。あのように人を引っ張って、オープンで、あのようにいつも生き生きとしていた彼だ」と伝えた。
また、発表では、政治学者のクリク氏もまた、チェポヴィー氏の死亡を認めた。クリク氏は、「ヴォロディーミル・チェポヴィーは、領土防衛部隊の志願兵として前線に赴き、6月の最初の週に死んだ。遺体は、昨日ようやく特定された」と伝えた。
記者組合は、チェポヴィー氏の死により、今年、ロシア軍の手により、すでに34人のメディア関係者が死んだことになると伝えた。また組合は、遺族への哀悼の意を表明した。