ロシアの継戦リソースはいずれ尽きる=ウクライナ国防次官

ウクライナのマリャル国防次官は5日、ロシア政権首脳陣は対ウクライナ戦争の展開につき複数のシナリオを検討していると発言した。

マリャル国防次官が24局へのインタビュー時に発言した

マリャル氏は、ロシア軍は、近い将来自分たちが何をすべきか確信しておらず、そのため状況に応じて最も効果の高い行動を選んでいると指摘した。

同氏は、「1、2か月先の何らかの予想を行うのは難しい。しかしながら、現在2つの予想については話すことができる。1つ目は、どのような戦争も遅かれ早かれ終わるということ。2つ目は、ロシアのリソースは、それがどれだけ多かろうと、(いずれ)尽きるということだ」と発言した。

さらに同氏は、これまでのような集中的戦闘では、ロシアは今後戦闘を続けるのはさらに困難になっていくし、占領したウクライナ領の「併合」も住民の抵抗で難しいと指摘した。

また同氏は、ウクライナもまた複数のシナリオがあるとし、ロシアの行動に対応しており、敵にどのように対抗すべきを理解していると発言した。

写真:マリャル国防次官(フェイスブック)