ウクライナ大統領府関係者、プーチン露大統領の「ウクライナ人最後の一人まで」発言にコメント

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は7日、プーチン露大統領による「西側はウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦うつもり」という発言について、それもまた、ロシアによる対ウクライナ人ジェノサイドの証拠であると指摘した。

ポドリャク氏がツイッター・アカウントに書き込んだ

ポドリャク氏は、「『集団西側』計画などというものはない。あるのは、主権国家ウクライナへ入ってきて、町を砲撃し、市民を殺害する特定のZ軍だけである。他のものは全て原始的プロパガンダだ。だからこそ、プーチン氏による『最後の一人のウクライナ人までの戦争』なる念仏が、さらなるロシアの計画的ジェノサイドの根拠となるのである」と書き込んだ。

これに先立ち、プーチン露大統領は7日、ロシア国家院各会派長との会合時に、「現在、私たちは、彼らは戦場で私たちに勝利したがっていると聞いている。試してみるが良い。私たちはもう何度も、西側はウクライナ人が最後の一人になるまで戦うつもりだと聞いている。それはウクライナの人々にとっての悲劇だが、しかし、どうやらそこに向かっているようだ。しかし、皆、私たちはまだ本気を出し始めてもいないことを知っておくべきだ」などと発言していた。