ハルキウ市へ11日のロシア軍砲撃 住民3名死亡、31人負傷
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ウクライナ政権関係者は、11日朝の東部ハルキウ市へのロシア軍の砲撃により、31名が負傷、3名が死亡したことを報告した。
ティモシェンコ大統領府副長官とハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ティモシェンコ氏は、砲撃は、11日朝10時20分、多連装ロケットシステム「スメルチ」のロケット10発がハルキウ市の住宅街に着弾したと伝えた。
シニェフボウ長官は、12時7分時点で、朝の同砲撃による住民の負傷者は31名、全員病院へ搬送、内2名が児童(4歳と16歳)、死者は3名だと発表した。
シニェフボウ氏はまた、被害状況を写した写真を公開した。
ティモシュコ国家警察ハルキウ州総局局長は、負傷者の中には警察官1名が含まれていると報告した。
ティモシュコ氏は、「砲撃はランダムに行われており、それは、できるだけ多くの住民を殲滅するという目的を示している」と書き込んだ。
同氏は、市民に対して、安全な場所に居続けるよう呼びかけた。