ベラルーシ国境警備隊員、ロシア軍と戦うためにウクライナ側へ逃亡

ウクライナ国境警備隊は13日、ウクライナ西部ヴォリーニ州にて、ベラルーシの国境警備隊隊員1名を拘束したと伝えた。同人物は、ロシア軍と戦うために、ウクライナ軍への入隊を希望しているという。

ウクライナ国境警備隊西部地域局がフェイスブック・アカウントで報告した

発表には、「最近、ヴォリーニ国境警備隊の一部隊が身分証明書を持たない男性を拘束した。この人物は、ベラルーシから向かってきて、違法に国境を越えていた」と書かれている。

この拘束された男性は、ベラルーシの国境警備隊隊員であり、ブレスト国境警備隊に従事していると伝えたという。男性は、対露戦争でウクライナ軍に加わるために、違反を犯したと説明したという。

国境警備隊は、「男性はまた、同様にロシアと対峙しなければと考えている者が他にもいると語った。このベラルーシ国境警備隊隊員は、その者たちの内の1人とともに、ウクライナ側へ出発したが、しかし国境兵の道の途中で、銃撃に遭い、国境を越えられたのは彼1人だけだった」と伝えた。

現在、この男性が話した情報を調べているところであり、その後で、この男性の今後についての決定が下されることになるとのこと。