ウクライナ大統領府長官顧問、「朝鮮戦争シナリオ」はウクライナに合わないと指摘
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は18日、朝鮮戦争を例にした、ウクライナの戦争凍結シナリオは、数年後に準備された状態で戦争が再開されるだけだと指摘した。
ポドリャク氏がツイッター・アカウントに書き込んだ。
ポドリャク氏は、「ウクライナは朝鮮ではないし、ロシアは北朝鮮ではない。文脈が違うし、規模も異なる。どのような『紛争の凍結』も、数年後に、より準備され、より血の流れる戦争の再開を意味するだけである。戦争に終止符が打て、欧州に安全を回復できる唯一の手段は、ウクライナ領の解放、ロシア連邦の敗北である」と強調した。
これに先立ち、北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍の元最高司令官であるジェームズ・スタブリディス氏が、4〜6か月で現在のロシアの対ウクライナ戦争が終わる可能性があり、その際、紛争は朝鮮戦争のような形で凍結されるかもしれないと発言していた。