28日朝の露軍ミサイル攻撃をウクライナ軍参謀本部が報告
ウクライナ軍参謀本部は、28日朝のロシア軍によるキーウ州の軍事基地を含むウクライナ全土へのミサイル攻撃は、黒海とベラルーシ領から発射されたものだと発表した。
フロモウ・ウクライナ軍参謀本部作戦総局副局長がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。
フロモウ氏は、「敵は、黒海会場から、キーウ州リュチジュにある軍事基地へと巡航ミサイル『カリブル』で攻撃した。現時点で、建物1軒が破壊、2軒が損傷。さらに、巡航ミサイルの1つは、ブチャ採石場上空で撃墜された」と発表した。
また、同氏は、北部チェルニヒウ州では、ホンチャリウシケにロシア軍の多連装ロケットシステムによる攻撃で被害が出ているとし、現時点で、発射がベラルーシ領のホメリ州ジャブロウカ地区から行われたことが判明していると伝えた。
さらに同氏は、「私たちの人員に損耗が出ている。損耗は確認中である」と補足した。
その他、クレーバ・キーウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、28日朝のキーウ州ヴィシュホロド地区へのミサイル攻撃により、5名が負傷、死者は出ていないと発表した。
クレーバ氏は、「暫定敵に、民間人が5名負傷した。幸いなことに、死者はいない」と書き込んだ。
同氏はまた、朝の攻撃の被害で、インフラ施設が損傷したと伝えている。