ロシアが戦場で負けてはじめて、ウクライナの安全の回復が近くなる=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、11日にコペンハーゲンでウクライナのパートナー国による国防相級の対ウクライナ武器支援会議が開催されることを報告した。

ゼレンシキー大統領が10日夜の動画メッセージにて伝えた

ゼレンシキー氏は、「ロシアの戦場での敗北を確保すること、ロシアが軍事的、政治的、経済的に喪失をこうむることによってのみ、ウクライナと欧州全体にとっての安全の回復を近付けることができる」ということを理解しているパートナーたち皆に謝意を表明した。

そして、同氏は、「ウクライナが受け取る武器が多くなれば多くなるほど、軍事技術・財政サポートが増えれば増えるほど、ウクライナの人々と全ての欧州人が平穏と生活の安定を再び感じられる時がより早く訪れることになるのだ」と指摘した。

加えて同氏は、過去24時間だけでロシア軍は10機の戦闘機を失ったとし、内9機はクリミアで、もう1機はザポリッジャ方面で失ったと伝えた。

なお、11日、コペンハーゲンにて北欧同盟国の国防相級ウクライナ支援会議が開催される。ウクライナからはレズニコウ国防相が出席する。