ウクライナ国会、戒厳令と総動員の効力を90日間延期
ウクライナ最高会議(国会)は15日、戒厳令と総動員の期間を2022年11月21日までの90日間延長する法案を採択した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ジェレズニャク議員によれば、戒厳令と総動員の期間を11月21日までの90日間延長する法案2本は、いずれも328人の議員が賛成したという(過半数は226)。
これに先立ち、12日、ゼレンシキー宇大統領は、最高会議に8月23日から11月21日までの90日間、戒厳令と総動員の期間を延長する法案2本を登録していた。
2022年2月24日、ロシア連邦のプーチン大統領がウクライナへの全面的侵攻を開始した。これを受け、同日、ウクライナでは、3月26日までの戒厳令が発令された。その後、30日ごととなる、4月25日、5月25日までその効力が延長された後、5月22日には8月23日までの90日間の延長が最高会議により決定されていた。