ゼレンシキー宇大統領、ウクライナ国民に対し、「ロシアへの勝利」について考えるよう呼びかけ
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ロシア軍にハルキウ、ミコライウ、ザポリッジャが砲撃され、オデーサなどその他の町も脅威にさらされてはいるが、ウクライナ国民はロシアにどうやって勝利するかを考えるべきだと発言した。
ゼレンシキー宇大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「ハルキウは極めて厳しい夜だった(編集注:18日未明の2回の露軍によるミサイル攻撃を指す)。10人以上の死者が出た。ミコライウとザポリッジャもまた攻撃された。ロシア軍は、ドンバスにて1キロメートルでも奪わんと、甚大なリソースを費やしている」と発言した。
同氏はまた、ロシアの指導者たちはオデーサやその他のウクライナの町も脅迫していることを喚起した。さらに同氏は、「私たちは、ザポリッジャ原発で何が起きているかを見ている。私たちは、オレニウカで起きたことを見ている。私たちは、どうやって勝利するかについてのみ考えることができるし、考えなければいけない。戦場での勝利、政治的前線での勝利、情報面の対峙における勝利、経済分野での勝利、あらゆる分野での勝利だ」と強調した。
さらに同氏は、「戦う者、賢く戦う者が勝利を掴むのだ」と強調した。