クリミアのリゾート観光客、ロシア軍のS-400配置地点を写真で公開
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ロシア連邦が占領を続けるクリミアにて休暇をとっている人が、ソーリャルメディアにてイェウパトリヤ近郊に配備されているロシア軍の防空システムS-400の写真を公開した。
ラジオ・リバティーが報じた。
記事では、オシント(オープン・ソース・インテリジェンス)専門家のベンジャミン・ピテト氏が、7月末にロシアのソーシャルメディア「VK」にてユーザーが公開した写真に防空システムが写っていることを指摘している。写真とともに記されている座標により、その写真がイェウパトリヤ地区モロチュネ村近くで撮られたものであることがわかる。また、S-400がビーチに近い場所に配置されていることを示す写真も見つかっているという。
また記事では、この地区の防空システムの稼働が8月19、20日に報告されているとあり、8月21日夜には、ロシアがセヴァストーポリ占領政権の「首長」に「任命」したミハイル・ラズヴォズジャエフ氏が、テレグラム・チャンネルにて、「ロシアの防空システムがイェウパトリヤ側からベリベク(編集注:航空基地)へ接近した物体に対応した。8月20日、無人機によりロシア黒海艦隊本部が攻撃された」と書いていたことが報告されている。
さらにラジオ・リバティーは、この場所を特定することのできる写真も見つけている。この写真から、このシステムがS-400であることが確認されている。
さらに、衛星写真サービス「Planet.com」にて、この防空システムの配置地点を衛星写真で確認できたとあり、同システムが7月15〜22日に同地点に展開されていたと指摘されている。