クリミアにおける原因不明の攻撃は増える一方だろう=ウクライナ大統領府関係者

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は22日、ロシアの占領するウクライナ南部クリミアにおける原因不明の攻撃の数は今後も増える一方だろうと発言した。

ポドリャク氏がラジオNVの番組出演時に発言した

ポドリャク氏は、「ロシア人は罰されることなく入ってきて、人々をめちゃくちゃにできると思っているようだが、実は違う。このように戦争が集中しており、それがすでに半年続いている中では、全てのことは高まる一方なのだ。クリミアだけではなく、今ロシア軍の駐留している全ての被占領地において、逆の反応が増えていくだろうということである」と発言した。

同氏はまた、ロシア軍は「現在クリミア、ヘルソン州、ザポリッジャ州、ドネツィク州、ルハンシク州で起きていること」への準備ができていないとの見方を示した。さらに、「現在すでに、彼らはもう少し目を覚まし、ロシアのプロパガンダが効果を発揮していないことを理解し始めている。(中略)クリミアでは(今後)、発生元の不明の攻撃の数が増える一方であろうし、それは海水浴シーズンをだめにしてしまうだけでなく、盗んだ領土で生活する機会も失わせてしまうことだろう」と発言した。