ゼレンシキー宇大統領、ロシア連邦を「タイタニック」と比較

ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ロシア連邦を氷山にぶつかった客船「タイタニック」と比較した。

ゼレンシキー大統領が25日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「1発1発の砲撃に対して、占領者への仕返しが生じる。オリヒウへの仕返しも生じる。チャプリネへの仕返しもだ。シェペチウカのも、ミルホロドのも、ハルキウのも、マリウポリのも、ドンバスの町々のも、全てのその他のロシア軍が攻撃しているもの全てについて仕返しが生じる。彼らに対して、反撃が行われる。ロシアは、私たちの国にも欧州にも、世界にも多くの問題、危機、惨劇を準備した。しかし、最大の惨劇は同国自身、テロ国家自身が受ける。その『タイタニック』は、2月24日に自分の氷山に衝突したのであり、彼らが浮かび続けるためにどれだけ努力したところで、それはうまくいかないのだ」と強調した。

さらに同氏は、ロシアが目的を達成できないのはもうはっきりしているが、ロシアの算段が壊れ、彼らが敗北するには、まだ時間と努力が必要だと発言した。

同氏は、「私たちは、その時間を耐えて、全ての必要な努力をパートナーたちと行わねばならない。そして、私たちはそうする」と発言した。

また同氏は、ウクライナはその他の国々と今後も戦場、政治的前線、経済問題、情報分野といった全ての前線でテロリストに圧力をかけ続けていくと強調した。