ロシアの全面的侵攻開始以降、殺害されたウクライナ民間人は7000人以上=宇内務次官

ウクライナのイェーニン内務第一次官は、今年2月24日のロシアの対ウクライナ全面的侵攻が始まって以降、ウクライナの警察は2万2000件以上の砲撃と7000人以上の民間人の死亡を確認したと発言した。

2日、内務省広報室がイェーニン内務第一次官のテレビ番組出演時の発言を掲載した

イェーニン氏は、「ロシア人は、狂気じみた情熱でもおって独立ウクライナ領を砲撃し続けている。191日間、一瞬たりとも止むことはなく続いているのだ。過去24時間だけで、警察には、28の自治体への砲撃についての情報が入ってきた。それら残酷な砲撃により、民間人が死亡している。過去24時間だけで、国家警察捜査班は、ロシア軍人とその共犯者による犯罪実行の刑事捜査を約140件開始した」と報告した。

また同氏は、全面的侵攻開始以降、2万2000件以上の砲撃、それによる2万4000以上の民間施設の損壊を確認していると伝えた。

さらに同氏は、「私は、砲撃が民間人の命を奪っていることを強調した。すでにこの戦争で亡くなった民間人の数は、7000人を超えている。さらに5500人の民間人が後遺症を受けている」と発言した。

なお、ウクライナでは、2022年2月24日よりロシア連邦による全面的侵攻を受けている。