ハルキウ州で20以上の自治体を解放=ウクライナ軍参謀本部
ウクライナ軍は、東部ハルキウ州にて20以上の自治体を解放、面積にしてハルキウ方面と南ブーフ方面で700平方キロメートルをロシア軍から解放したと発表した。
ウクライナ軍のフロモウ参謀本部総作戦局副局長が記者会見時に発言した。
フロモウ氏は、「今週初めから、ウクライナ軍は国家防衛隊やその他の治安・国防機関の部隊と連携し、特定の方面での能動的な行動を実施している。現時点で、軍部隊は、敵の防衛を50キロ先まで押しやった。(編集注:解放した)複数の自治体で危険摘発行動が続いている。ハルキウ方面での能動的行動実施時、20以上の自治体を解放した。クラマトルシク方面では、ウクライナ軍部隊が自らの戦術的位置を改善し、最大2キロメートル前進した。スロヴヤンシク方面では、進攻の際、第103領土防衛独立旅団の部隊が国家警護隊第15連隊とともに、最大3キロメートル進軍し、オゼルネを解放した」と発表した。
同氏はまた、ウクライナ防衛勢力はヘルソン訪問でも能動的活動を行っており、前線の状況改善のための行動をとっているとし、また敵は部分的に士気を落としているが、抵抗を続けていると伝えた。
同氏は、「総じて、私たちの部隊は個別の方面で敵の防衛の深部に2キロから十数キロ進んだ。複数の自治体が解放された。ハルキウ方面と南ブーフ方面にてウクライナのコントロール下に戻った領土の総面積は700平方キロメートルである」と発言した。