戦争の終わり方はウクライナが決めることであり、米国は同国の立場を支持する=米高官
米国のヌーランド国務次官は10日、米国はウクライナに対し断固としたサポートを与え続け、戦況の変化のためにあらゆる可能なことを行うが、この戦争の結果がどのようなものとなるかは、ウクライナ社会だけが決めなければならないと発言した。
ヌーランド氏がヴィクトル・ピンチューク財団主催第17回ヤルタ欧州戦略会議におけるオンラインでのスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ロシアとの戦争におけるウクライナの勝利はどのようなものであるべきか、という質問に対して、ヌーランド氏は、「私たちは、それはウクライナと同国の民主的に選ばれた首脳陣が決めることだと強く確信している。どのような戦争も外交的協議で終わるものだが、しかしいつ交渉のテーブルにつく時が来るのか、この戦争の最終的状態はどのようになるのかについては、ウクライナ社会だけが決めなければならない」と答えた。
同氏はまた、米国は常にウクライナの立場を断固として支持していくと発言した。