クプヤンシク地区・イジューム地区の解放継続=ウクライナ軍参謀本部
ウクライナ軍参謀本部は11日、ウクライナの部隊は東部ハルキウ州クプヤンシク市に入ったとし、現在クプヤンシク地区とイジューム地区の解放が継続していると伝えた。
11日朝、参謀本部がフェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、「ウクライナの脱占領が続いている。概して、過去数日で、ロシアの占領から約2000平方キロメートルのウクライナ領が解放された。私たちの部隊はクプヤンシクへ入っており、ハルキウ州のクプヤンシク地区とイジューム地区の自治体解放が続いている」と書かれている。
また、参謀本部は、ロシア軍が著しい損耗を出し続けているとし、ハルキウ方面では敵の第20諸兵科連合軍第3自動車化狙撃師団の部隊は補給手段のないまま残されており、人員はパニック状態に陥っていると指摘した。また、過去24時間で、露ベルゴロド州ヴァルイキへは75人以上の負傷ロシア兵が運ばれ、ベルゴロドからモスクワへは100人以上の負傷兵が運ばれたことがわかっていると伝えた。