ウクライナ空軍、撃墜の難しい露軍ミサイルを説明

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は27日、ウクライナ軍の防衛システムによってロシア軍のいわゆる新世代ミサイルを撃墜することは極めて難しいと発言した。

イフナト報道官がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた

イフナト氏は、「S-300は地対空ミサイルであり、ある種の戦術・技術的を持っている。私たちにもそのようなミサイルはあるが、私たちはそれを指定に則って利用している。航空機、ヘリ、無人機に対して消費されている。敵は、そのミサイルの余剰がある上、はるかに新しいシステムであるブークM2、ブークM3、パンツィル、S-400も保有している。残念ながら、そのような目標物(ミサイル)を撃墜するのは難しい。同様に、弾道軌道で凄まじい速度で飛行する戦術システム『イスカンデル』のミサイルも、残念ながら、私たちにはその脅威に効果的に対峙する防空システムはない」と発言した。

また、同氏は、イラン製自爆型無人機の撃墜については、「大騒ぎすることはない。4機の軍事輸送機でそれ(イラン製無人機)は輸送された。そう、それは不愉快な話であるし、私たち軍人にとっての脅威である。なぜなら、誰が何と言おうが、その武器は高精度とみなされているからだ。無人機が飛来して、時々は対象物を破壊することもある。しかし、私たちの防空システムは、回を重ねる毎により効果的に対応している」と発言した。

さらに、同氏は、現在同無人機撃墜の新しい手段と戦術を考案中だと伝えた。