ロシア軍、キーウ州ビラ・ツェルクヴァを自爆型無人機で攻撃=州行政府

ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は5日未明、ウクライナ中部キーウ州のビラ・ツェルクヴァ市を自爆型無人機で2回攻撃した。インフラ施設にて火災が発生し、1名が負傷した。

クレーバ・キーウ州軍行政府長官が同日3時台にテレグラム・チャンネルにて伝えた

クレーバ氏は、「ビラ・ツェルクヴァでの複数の爆発に関する情報がある。暫定情報では、同市は自爆型無人機で攻撃された。それにより、インフラ施設にて火災が生じている。1名が負傷した」と書き込み、関連機関職員が現場で作業をしていると伝えた。

同時に同氏は、空襲警報を無視せず、すぐにシェルターへ逃げ込むよう呼びかけた。

さらに同日未明4時台、クレーバ氏は、ビラ・ツェルクヴァ市へさらに無人機の攻撃があったと報告した。同氏は、「キーウ州の住民は、シェルターに残るようお願いする! 危険は去っていない。空襲警報は州全域で続いている」と強調した。

その後、同日朝8時台、クレーバ氏は、夜間の攻撃は自爆型無人機「シャヘド136」であったとし、計6機が着弾し、爆発が生じたと伝えた。負傷者1名、インフラ施設が損傷したという。