露の大量ミサイル攻撃に、ウクライナ政権幹部がコメント

ウクライナのレズニコウ国防相は、10日朝のウクライナ各地へのロシア軍によるミサイル攻撃を受けて、テロリストのミサイル攻撃では、ウクライナ人の勇敢さを壊すことも、同盟国の決意を揺らがすこともできないと発言した。

ウクライナ国防省がレズニコウ国防相の発言をテレグラム・チャンネルに掲載した

レズニコウ氏は、「私たちの勇敢さは、テロリストのミサイルでは決して壊せない。たとえ、ミサイルが私たちの首都の心臓部に着弾しようとも。ミサイルはまた、私たちの同盟国の決意を揺らがすこともない。彼らが不可逆的に壊している唯一のものは、ロシアの未来だ。全世界で敬意を失ったテロ追放者国家の未来を壊しているのだ」と伝えた。

また、クレーバ宇外相は、ツイッター・アカウントにて、プーチン露大統領は、「ミサイルで協議をする」テロリストだと書き込んだ

クレーバ氏は、「ロシアのウクライナに対する大規模ミサイル攻撃だ。プーチンの唯一の戦術は、平和なウクライナの町へのテロである。しかし、彼はウクライナを壊せない。それはまた、和平について彼と協議することを望んでいる全ての『和平派』への彼の返答である。プーチンは、ミサイルで協議を行うテロリストである」と書き込んだ。

さらにポドリャク宇大統領府長官顧問は、ツイッター・アカウントに、ウクライナは更なる武器を必要としていると伝えた

ポドリャク氏は、「キーウ、ザポリッジャ、ドニプロの中心部への意図的なミサイル攻撃は、テロ的なまともではないクレムリンの本質の証拠だ。ロシアは、戦場で戦う能力がないが、民間人を卑劣な手段で殺すことだけはできる。そこで、誰と話せというのだろうか? 対話の代わりに必要なのは、防空システム。多連装ロケットシステム、更なる飛距離の砲弾だ」と書き込んだ。

なお、ウクライナでは、10日の未明から朝にかけて、各地でミサイル着弾と思われる爆発が報告されている。キーウ中心部へのミサイル着弾では、市民5名の死者が報告されている。