10日の露軍ミサイル攻撃による死者11名、負傷者89名=ウクライナ国家非常事態庁

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10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃による犠牲者は、同日17時時点で民間人11名が死亡、89名が負傷したことが判明している。

国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで報告した

発表には、10日の攻撃の結果、ウクライナ12州とキーウ市の重要インフラ施設に着弾があり、30件以上の火災が発生し、これにより15州で電力供給に障害が発生したと書かれている。

民間人犠牲者数は、死者11名、負傷者89名。また、計117軒の施設が損傷、内35件が居住施設だという。

なお、ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は10日、国民に対して同日17時から22時までの電力使用の制限を呼びかけている。

10日、ロシア軍はウクライナ各地に大規模なミサイル攻撃を行った。キーウ、フメリニツィキー、リヴィウ、ジトーミル、ドニプロ、ハルキウ、クリヴィー・リフなどの自治体が攻撃を受けており、インフラ施設が破壊された他、民間人に犠牲者が出ている。