ウクライナ、交換によりロシアに拘束されていた軍人を20名解放
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ウクライナのイェルマーク大統領府長官は13日、ロシアとの間で新たな被拘束者交換が行われ、20人のウクライナ軍人が解放されたと報告した。
イェルマーク長官がテレグラム・チャンネルにて報告した。
イェルマーク氏は、「新たな被拘束者交換、新たな喜び、今日が多くの家族にとって人生で最高の日の1つになるだろうことの気づきの瞬間だ。20人を拘束から解放することができた」と書き込んだ。
同氏はまた、解放されたのは、19名のウクライナ軍軍人(内1名は海軍軍人、4名は領土防衛部隊軍人)、1名の国家警護隊だと伝えた。その中には、被占領下のドネツィク州オレニウカの収容所に拘束されていた者や、ザポリッジャ州、ヘルソン州で拘束されていた者もいるとし、皆が健康診断を受けると報告した。
さらに同氏は、「彼らのことを家族をとても待っている。それはしばしば、妻であったり、親であったりするし、子供たちも待ち望んでいる。被拘束者の家族と話すと、私は、子供たちはしばしば、あらゆることを心配しており、絵を描く時にだけその感情を表していることに気付く。子供を見ているだけではその心配にはすぐには気付けない。しかし、その感情はある。そして、その子たちの父親であったり母親であったりをできるだけ早く戻すために、あらゆることをしてあげたいと思う。私たちのウクライナの家族がまた一緒になれるように、そのために最大限の努力をしたいと思う。私たちは、皆を取り戻す。それ以外はない。ウクライナに栄光あれ。私たちの人々を取り戻す」と強調した。
その他、捕虜扱い問題調整本部は、テレグラム・チャンネルにて、被拘束者の解放時の動画を公開した。発表によれば、今回解放された者の中には、ザポリッジャ原子力発電所の警備大隊の軍人もいるという。