ヘルソン州議員、露占領者発表の「住民避難」要請の危険を説明

ウクライナ南部ヘルソン州議会のサモイレンコ議員は13日、ロシアへの協力者による「住民避難」に関する呼びかけに応じないよう呼びかけた。

サモイレンコ州議会議員がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

サモイレンコ氏は、「今日、サリドー大管区指導者が、ロシア連邦首脳陣に対して、ヘルソン州住民のロシアへの『避難』支援を要請した。あたかもウクライナ軍のミサイル攻撃から地元住民を守るためだという。私は、対敵協力者の卑劣で嘘だらけの声明を信用しないよう呼びかける! ウクライナ軍は、高精度の武器で、オーク(編集注:ロシア軍の意)や彼らの機材が集積している場所のみを攻撃している」と発言した。

同氏また、そのような対敵協力者たちの断末魔声明は、ウクライナ軍がすぐ近くまで来ていることを示していると強調した。

その上で同氏は、どのような口実を出されようとも、ロシアへと移動することはないよう、子供を「療養」に出すこともないよう呼びかけた。同氏は、「なぜなら、あなたが故郷を離れたら、すぐにロシア国籍証明書を渡されるだろう。そして、彼らの法律に従い、その後ウクライナに戻ることは、とても難しく、ほぼ不可能になるからだ」と書き込んだ。