ザポリッジャ原発への外部送電復旧=IAEA

グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長は、ロシアがウクライナ政府管理地域の変電所を損傷したことで止まっていた、ザポリッジャ原発への送電が復旧されたと報告した。

IAEA広報室が公表した

発表には、「グロッシーIAEA事務局長は今日、ウクライナのザポリッジャ原子力発電所が、10日間で3回目の喪失となった、最後に残った稼働中の750キロボルトの送電線との接続を復旧したと発表した」と書かれている。

ザポリッジャ原発に滞在するIAEA専門家は、電源は、電圧低下時に自動的にそのように作動する保護システムの作動後、約18時間後に接続が復旧されたことを認めた。

これに先立ち、ザポリッジャ原発の電源喪失は、10月8日と12日にも生じていた。その際、原子炉冷却やその他の安全機能に必要な予備電力確保のためには、非常用ディーゼル発電機が稼働している。