ゼレンシキー宇大統領、クリミア橋爆破につき「私たちはそれを発注していない」

ウクライナのゼレンシキー大統領は、被占領下ウクライナ領クリミアとロシア領を違法に結ぶ建造物、いわゆる「クリミア橋」(ケルチ橋)の10月8日の爆発につき、ウクライナは関与していないと発言した。

ゼレンシキー大統領が加CTVへのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー氏は、「私の知る限り、私たちはそれ(爆破)を間違いなく発注していない」と発言し、政権としての橋爆破への関与を否定した。

同氏はまた、爆発の本当に理由はロシアの特殊機関と軍人の間の内部対立であった可能性があると述べ、「あちらには、多くの権力の縦のラインがある。それは大きなシステムだ。ソ連時代には、それはKGBだった。現在では、そのシステムは複数の分流から構成されており、それらが誰がメインなのかについて常に決め合っているのだ」と発言した。

写真:大統領府