プーチンの22年間の行動がロシアの自滅開始をもたらした=ウクライナ安保会議書記
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は21日、プーチン露大統領の過去22年間の行動が今になってロシアの自滅していく状態をもたらしたのであり、今後同国の状況は悪化の一途を辿るだろうと発言した。
ダニーロウNSDC書記がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ダニーロウ氏は、「同国(ロシア)は、このゲームに負ける。それは私たちのせいではない。私たちはそこに間接的に参加しているだけだ。それは、ファシスト心理を抱く人物を選んだロシア人のせいである。彼(プーチン)が22年間にわたって行ってきた行動が、今になって彼らが自滅していく状態をもたらしたのだ。今後の行動は、彼らの状況をさらに悪化させていくだろう」と発言した。
同氏はまた、これまでロシア軍はおよそ90%が契約軍人で構成されていたが、現在は例外なく皆が連れて行かれているとし、彼らはウクライナで殺され、その棺桶はロシアのあらゆる町に現れるだろうと指摘した。同氏は、「何のために彼らは、全く関係のない他人の土地で、他人の戦争で死んでいるのだろう。そこ(ロシア)でのプロセスは、まさに始まろうとしているところだ」と発言した。
さらに同氏は、2月24日にロシアの全面的侵攻が始まってから、自身がこの戦争はロシア連邦の崩壊の始まりとなると発言していたことを喚起した。