ロシア軍、23日にウクライナ5州を攻撃=各地被害

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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は23日から24日朝にかけて、ウクライナ5州への攻撃を行った。またヘルソン州とルハンシク州では活発な戦闘が続いている。

24日朝の時点の各地軍行政府の情報をもとにした報告書に書かれている。

ハルキウ州(東部):23日、衝突ライン近くと国境近くのクプヤンシク地区、チュフイウ地区、イジューム地区、ボホドゥヒウ地区にて砲撃あり。

ルハンシク州(東部):戦闘継続。敵は、ウクライナ軍配置地点を6回襲撃、20回砲撃、2回空爆実施。

ドネツィク州(東部):24日未明、ロシア軍は、マルインカ共同体のクラスノホリウカ、コスチャンティニウカ、イェリアヴェチウカ、リマン共同体のトルシケ、ザリチュネを攻撃。23日を通じて、州内では、民間人6名死亡、5名負傷。

写真:ドネツィク州国家警察

ミコライウ州(南部):23日、敵は、オチャキウ共同体の沿岸部分を砲撃。24日朝、シェウチェンコヴェ共同体を砲撃、車両と非居住建物が損傷。24日未明、バシュタンカ共同体への砲撃確認、電線、民家3軒、教育施設損傷。ベレズネフヴァテ共同体への砲撃続く。24日朝からインフレツ共同体への砲撃続く。23日、シローケ共同体への砲撃で、建物1軒破壊、3軒損傷。いずれも犠牲者なし。

ヘルソン州(南部):活発な戦闘が継続・敵は、衝突ライン沿いの民間インフラへの砲撃を続けている。ウクライナ軍は、解放した領土での安定化方策を実施。敵は、制限された兵站、士気低下、国家機関・幹部人員の避難実施の中で防衛を維持しようとしている。

それ以外の地域は相対的に平穏だった。