ウクライナへの大規模ミサイル攻撃 防空システムが50弾強中44弾を撃墜

31日朝のロシア軍による大規模なミサイル攻撃の際、発射された50弾以上の巡航ミサイルの内44弾はウクライナの防空システムが撃墜した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルにて報告した

発表には、「10月31日7時、ロシア占領軍は、ウクライナの重要インフラ施設に向けて複数の波状ミサイル攻撃を行った」と書かれている。

今回の攻撃は、カスピ海北方と露ロストフ州ヴォルゴドンスク方面から、戦略爆撃機Tu-95、戦略爆撃機Tu-160により50弾以上の巡航ミサイルKh-101/Kh-555が発射されたものだという。

その内、44弾の巡航ミサイルは、各地の空軍司令部管轄区で撃墜されたとあり、撃墜内訳は、中央司令部18弾、南部司令部12弾、東部司令部9弾、西部司令部5弾だと発表された。

これに先立ち、31日朝、ロシア軍は、ウクライナ各地へとミサイル攻撃を行った。複数地域の重要インフラへの着弾が報告されている。

写真:ウクライナ国防省