ロシア軍の31日朝のミサイル攻撃による被害 負傷者13名 各地で停電・水供給停止
ウクライナのクリメンコ国家警察長官は、31日朝のロシア軍のミサイル攻撃の結果、ウクライナ国民13名が負傷したと発表した。
クリメンコ氏がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クリメンコ氏は、「現時点で、ロシア連邦の今日の攻撃による負傷者は13名だ。私たちはもちろん、保安庁(SBU)、検察とともに、その被害を確立し、その私たちの領土で今日犯された犯罪を記録していく」と発言した。
クリチコ・キーウ市長は、フェイスブック・アカウントにて、同日のミサイル攻撃によるキーウ市近郊の電力施設の損傷により、キーウ市内80%の住民への水供給が止まっていると発表した。
クリチコ氏は、「キーウ水道局の専門家が、できるだけ早く給水拠点の稼働再開に向けて活動している。現時点で、キーウ市近郊の電力施設の損傷により、首都の80%の消費者が水供給を受けられていないままだ」と伝えた。
キーウ市軍行政府は、キーウ市内の飲用水汲み上げポイントを示したオンライン地図を公開した。
東部ハルキウ州内でもまた、ロシア軍ミサイル攻撃による停電に関連して、水の供給が複数の都市で止まっている。同州バラクリヤ市議会、ロゾヴァ市長顧問が報告した他、チュフイウとハルキウの住民も水供給の停止を伝えた。
これに先立ち、31日朝、ロシア軍は、ウクライナ各地へとミサイル攻撃を行った。複数地域の重要インフラへの着弾が報告されている。