ロシア軍、ウクライナ南部ミコライウ市の学校や住宅をミサイルで破壊
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ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は1日、ウクライナ南部ミコライウ市をS-300のミサイルにより攻撃し、学校や住宅を破壊した。
シェンケヴィチ・ミコライウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
シェンケヴィチ氏は、「およそ0時、ミコライウ市は、S-300のミサイル攻撃を受け、その結果、複数の民間施設が被害を受けた。教育施設の建物が部分的に破壊された。2階建ての住宅が完全に破壊された。さらに建物1軒にて着弾と破片で火災が発生した」と書き込んだ。
同氏はまた、複数の民家の窓、扉が吹き飛び、屋根が損傷したと伝えた。医療施設では、衝撃波と破片で窓枠に当てていたベニヤ板が壊されたという。
発表時点で民間人女性1名が死亡したことが判明しているという。
ゼレンシキー宇大統領も、フェイスブック・アカウントで、同ミサイル攻撃につき報告した。
ゼレンシキー氏は、「『ロシアの世界(ルスキー・ミール)』がウクライナ人に何をもたらしているか。住宅街、寮、大学へのS-300のミサイルだ。痛み、苦しみ、破壊だ」と書き込んだ。
さらに同氏は、ロシアに対して、「あなた方は、私たちにこのような協議を提案しているのか? テロリストよ。あなた方の冷笑的な戦術の唯一あり得る終幕は、敗北と全ての犯罪に対する公正な罰である」と強調した。
訂正(1日13:21):大学や住宅を破壊→学校や住宅を破壊