ウクライナは1991年時点の国境線に到達するまで止まらない=ウクライナ大統領府長官
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は7日、ウクライナは1991年時点に国際的に認められたウクライナ国境に到達するまでロシア連邦への抵抗は止めないと発言した。
イェルマーク氏がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
イェルマーク氏は、「他国領土の一片のために人々を死へと送り込むというのは、レマルクの反戦小説『西部戦線異状なし』や映画でも描かれた戦争の原則だ。第一次世界大戦は、塹壕戦で数百万人が亡くなる可能性があることを示した。今、ロシア人は、何万人もの兵を死ぬために送り込み続けるという、同じ原則をなぞっている」と発言した。
また同氏は、ウクライナが効率でもって活動しているなら、ロシアは数に頼って行動していると指摘した。同氏はさらに、「死者の数を数えるのではなく、その者たちのことを忘れる。その点にロシアの戦争の本質の全てがある。しかし、数が質に勝ることは決してない。私たちは、1991年国境に達するまで止まらない」と強調した。
写真:大統領府