ロシア軍、宇東部クラマトルシクをミサイルで攻撃 児童1名負傷、建物24軒破壊=ウクライナ各地被害
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ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は8日、ウクライナ東部クラマトルシクの住宅街をミサイルで攻撃、これにより8歳の児童が負傷し、民家12軒が破壊された。
9日、ウクライナ内務省がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表された暫定情報によれば、ロシア軍が発射したミサイルはP-77で、「攻撃の結果、8歳の児童が負傷、24軒の民間施設が損傷した」とし、「破壊されたのは、民家12軒、集合住宅、学校、商業施設7軒、民間自動車複数」だという。
クラマトルシクへの攻撃が行われたのは、8日の16時頃。敵は、住宅街を狙ってミサイルを放ったと書かれている。
南部ヘルソン州の被害については、9日、ティモシェンコ宇大統領府副長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
ティモシェンコ氏は、「本日未明、ロシア軍がヘルソン州ノヴォヴォスクレセンシケ村を破壊した。民家への着弾であり、それにより1名が死亡、1名が負傷した」と書き込んだ。
さらにティモシェンコ氏は、南部ミコライウ州ミコライウ市への砲撃についても報告し、「ロシア連邦は、朝ミコライウを砲撃した。3弾飛来が確認された。民間の敷地と企業に着弾した」と書き込んだ。
その他同氏は、8日、ロシア軍はザポリッジャ州を80回以上砲撃したとし、その内49回は17の自治体の民間インフラへと着弾したと伝えた。