米国防省、ロシア軍・ウクライナ軍の対ウクライナ戦争での死傷者数に言及
米国のミリー統合参謀本部議長は9日、ロシア軍の対ウクライナ戦争における死者と負傷者を合わせた数は10万人以上だと発表した。同時に同氏は、ウクライナ軍も同等の損耗数が出ている可能性があるとも指摘した。
ミリー統合参謀本部議長のニューヨークの経済クラブでのスピーチを英BBCが報じた。
ミリー氏は、ロシア軍人の死者と負傷者の数は10万人以上の水準だとし、同時にウクライナ側の損耗数も同等の水準である可能性があると発言、そして「これは甚大な規模の人間の苦しみである」と指摘した。
同氏はまた、自身の評価では、ウクライナの民間人は約4万人が殺害されていると発言した。
なお、ウクライナ軍は、11月10日朝時点で2月24日以降のロシア軍人の死者数はおよそ7万8690人だと発表している。