ゼレンシキー宇大統領、11月10日にウクライナ南部の41の自治体が解放されたと報告

ウクライナのゼレンシキー大統領は、11月10日、ウクライナ軍が南部で41の自治体を解放したと発表した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発表した

ゼレンシキー氏は、「今日は南部から良いニュースがある。継続する防衛作戦の一環で、合法的な場所に戻ったウクライナ国旗の数は、数十に上る。41の自治体が解放された。私は、この進軍を実現している私たちの英雄皆に感謝している。ウクライナ軍、情報当局、特別作戦当局、皆にだ。特に第28独立機械化旅団、第46空挺襲撃旅団、第60独立歩兵旅団、第128独立山岳襲撃旅団の戦士たちに言及したい。進軍行動を実現している者たちだ。ありがとう、青年たちよ! 現在私たち皆、被占領下の村や町に残っていたウクライナ人が私たちの戦士を出迎える様子を見て、幸せな気持ちになっている」と発言した。

また同氏は、多くの人が現在、毎時間ごとに、どこにウクライナ部隊が到達し、どこに国旗が掲げられたのかを確認していると指摘した。

同時に同氏は、一つ一つの防衛行動がウクライナの戦士たちの命なのだということを忘れないようにとも呼びかけ、「敵が立ち去るのではない。ウクライナ人が大きな代償で敵を追い払っているのだ」と強調した。

これに先立ち、ザルジュニー・ウクライナ軍総司令官は10日、ウクライナ軍は11月9日だけで南部ヘルソン市周辺の12の自治体を解放したと発表していた