ウクライナの防空戦力、90弾強の巡航ミサイルの内73弾を撃墜

ウクライナの防空戦力は15日、ロシアが放った90弾以上の巡航ミサイルの内73弾を撃墜、自爆型無人機10機の内10機を撃墜した。

イフナト・ウクライナ空軍報道官がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

イフナト氏は、「もう暫定情報がある。占領者は、10月10日の攻撃数を超えてきた。覚えているだろうが、(10月10日には)私たちの国土に対して84弾のミサイルが放たれたのだ。今日はもう、90弾以上のミサイルが確認されている。さらに、加えて10機の『シャヘド』(編集注:自爆型無人機)だ」と伝えた。

また同氏は、シャヘドとは「シャヘド136」と「シャヘド131」のことだとし、同日、南部作戦司令部「ピウデン」が敵が放った10機中10機を撃墜したと指摘した。

さらにウクライナ軍は同日、90弾以上の巡航ミサイルの内73弾を撃墜したと報告した。

比較として、同氏は、10月10日は、84弾のミサイルの内、撃墜できたのは45弾で、翌日は28弾中20弾を撃墜でき、10月31日には、55弾中45弾を撃墜できたと喚起した。

同氏はまた、ウクライナが防空システム「ナサムス(NASAMS)」と「アイリスティー(IRIS-T)」の提供を受けてから、防空効率は著しく高まったと指摘した。

同日、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、同日の敵ミサイル・無人機の撃墜結果を示すインフォグラフィックを公開した。