ロシア砲撃によりウクライナ南部ニコポリ市の住民70%が夜間避難
ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州のルカシュク州議会議長は18日、同州ニコポリ市は、ドニプロ川対岸の被占領地エネルホダル市(ザポリッジャ州)側からの攻撃を毎日受けていることから、住民の約70%が夜間は同市から避難していると報告した。
ルカシュク氏がメディアセンタ・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。
ルカシュク氏は、「約70%の住民がニコポリ市から避難している。別の自治体に避難した。砲撃はエネルホダルから行われている。エネルホダルとニコポリの距離は4〜19キロメートルだ。それは、榴弾砲や多連装ロケットシステムの射程範囲である。人々は夜は出て行き、日中になると戻ってきて働いている」と発言した。
同氏はまた、ニコポリは大きな産業都市であり、そこには強力な企業があり、これら企業は砲撃を受けても稼働しており、人々は給与を受け取っていると発言した。