ウクライナ軍、防空システムの活動につき報告しないよう要請
ウクライナ軍は、ロシア軍はウクライナ軍の防空システムの配置地点を算出しようとしているのであり、防空システムの活動に関する情報は伝えてはならないと発表した。
20日、ウクライナ南部作戦司令部「ピウデン(南)」のフメニューク報道センター長がテレビ番組出演時に発言した。
フメニューク氏は、「私たちの防空の質と準備状況が占領者を不安にさせており、彼らは、引き続きその防衛地点を算出しようとしている。そのため、私たちは、防空システムがどの地域で稼働したとか、爆発が聞こえたとかいうことを慌てて報告はしないよう、常に要請している。私たちの部隊は穏やかに活動している。覚えておいてほしいが、私たちの軍人が活動している時、彼らは安全が生じるように活動しているのであって、敵にその活動を伝えてはいけないのだ。あなたが具体的な座標を言わなくても、あなたは、その戦力がどこ、どの方面に集中しているかを概ね伝えてしまうことになる」と発言した。