露軍、ウクライナ南部ヘルソン市を砲撃 市民3名が死亡

ロシアの占領から解放されたウクライナ南部のヘルソン市にて22日、ロシア軍の砲撃により市民が3名死亡した。

レシチェンコ・ヘルソン市議会市民保護課長が公共放送局「ススピーリネ」に伝えた

レシチェンコ氏は、「11月22日15時30分時点でロシア占領軍がヘルソン市の12か所を砲撃した。3名が死亡した」と発言した。

これに先立ち、同日、ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官が、テレビ番組出演時に、ロシア軍の砲撃により、ヘルソン市民が2名死亡したと伝えていた。

これに先立ち、21日、フラン・ヘルソン州議会議員は、ロシア軍はすでに3日間連続でヘルソン市を砲撃していると伝えている。また、同日のロシア軍のヘルソン市への攻撃で負傷していた民間人1名が病院への搬送中に死亡したことが発表されている

ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は21日、ロシア占領から解放された南部ヘルソンの市民に対して、冬季の間、より安全な国内他地域へと避難するよう呼びかけていた。

写真:公共放送局ヘルソン支部