ロシア軍、ヘルソンを再び砲撃 市民に死傷者あり
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24日、ロシアの占領から解放されたウクライナ南部ヘルソンには、ロシア軍のドニプロ川左岸からの砲撃が再びあり、結果集合住宅で火災が発生、4名が死亡、6名が負傷した。
ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。
ヤヌシェヴィチ氏は、「17時頃、ロシア侵略軍が榴弾砲と多連装ロケットシステムにて、市内の住宅街を砲撃した。砲撃により、集合住宅が炎上した。敵の砲弾は、公園にも着弾した。この1時間だけで、10名の犠牲者が出ており、内4名は露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)により命を奪われた」と伝えた。
なお、ウクライナ南部ヘルソンは、今年の3月上旬にロシア軍に占領されたが、11月11日にウクライナ軍に解放された。しかし、その後は、ロシア軍によるドニプロ川左岸からの砲撃が続いている。
写真:公共放送局ヘルソン支部