ウクライナはさらなる電力インフラへの砲撃への準備必要=NATO事務総長

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は28日、ウクライナと同盟国は、ロシアがウクライナの重要インフラを引き続き破壊しようとすることに備えておかねばならないと発言した。

ストルテンベルグ氏がブカレストでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ストルテンベルグ氏は、「プーチン露大統領は、電力インフラとガス・インフラを破壊し、ウクライナ国民への基本的サービスの提供を止めようとしている。冬の始まりにそのように行動することで、彼は、冬をウクライナに対する武器として利用したがっているのだ。それは酷いことであり、私たちはさらなる攻撃に備えておかねばならない」と発言した。

同氏は、NATO諸国はだからこそウクライナへのサポートを強化したのだと述べ、「同盟国は現代的な防空システムやその他、様々な無人機、誘導ミサイル、弾道ミサイルの脅威に対応できるシステムを提供している。私は、ブカレストにおける外相会談のメッセージの1つが、防空システム、部品、訓練、様々な防空システムの弾薬の提供のさらなる増加の必要となることを期待している。なぜなら、私たちは、ウクライナがそのような凄惨なタイプの戦争から身を守るのを助けなければならないからだ」と強調した。

写真:大統領府