ゼレンシキー宇大統領、G7法務相会合を歓迎
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、同日開催されたG7法務相会合につき、会合の結果にロシアの戦争犯罪の責任追及を求める明白な意志が見られると指摘した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「ベルリンで、極めて有益なG7法務相会合が開催された。ウクライナからは検事総長と司法相が出席した。その会合は、占領者と侵略国の彼らが犯したあらゆることの責任追及に関するものだった。会合の総括として、国際法の力の回復、国連憲章の効力の回復、ロシアの公正な責任の追及のためにともに働いていくという明白な準備を、私たちは目にしている」と発言した。
その他同氏は、オランダによるロシアのテロ支援国家認定につき謝意を伝えた。
これに先立ち、29日、ベルリンでG7法務相(司法相)級会合が開催された。ウクライナからは、マリューシク司法相とコスチン検事総長が出席した。同会合では、ロシアがウクライナで行った戦争犯罪の捜査と罪人の責任追及が協議された。
写真:大統領府