ロシア軍、ウクライナ北部の病院砲撃 未成年住民1名死亡

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシアは30日、自国領からウクライナ北部スーミ州ビロピッリャを砲撃した。同砲撃の結果、病院が破壊され、15歳の未成年男性が死亡した。

ジヴィツィキー・スーミ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで発表した

ジヴィツィキー氏は、「ロシア軍はビロピッリャにて子供を殺した。また、病院の一部を破壊した。敵は町を自走砲で砲撃した(飛来は20弾)。15歳の青年はその時通りにいた。残念ながら、青年は現場で死亡した」と書き込んだ。

同氏はまた、砲撃は病院の診察時間の時に行われ、多くの患者がいた時だったとし、また病院の破壊は大規模だと指摘した。具体的には、建物2階に着弾が確認されており、壁が完全に破壊されているという。さらに、歯科、外科の診察室が破壊され、4つの階の全ての窓が割れ、手術器具も破壊されたと報告された。また病院近くに停めてあった4台の車が修理できないほどに損傷したという。

救助隊が現在瓦礫の除去を行っているとのこと。