ウクライナ保安庁、捕虜帰還の動画を公開
動画
ウクライナ保安庁(SBU)は、1日にウクライナとロシアの間で実施された被拘束者交換にて解放されたウクライナ軍人の帰還の様子を写した動画を公開した。
2日、SBU広報室が動画の公開を伝えた。
発表によれば、1日に解放された50名の軍人は、陸軍、領土防衛部隊、海軍、国家警護隊、国境警備隊に属する者たちだという。
また、4名が将校、46名が下士官と軍曹だと書かれている。
この内、マリウポリ防衛戦に参加した者は14名、その内8名が同市製鉄工場「アゾフスタリ」防衛戦にも参加した者だという。
SBUはまた、解放された者の大半は負傷しているとし、一部の者は手足が切断されている、あるいは歩くことができないと伝えた。
解放された者は皆、今後検査、治療、リハビリを受けるという。
これに先立ち、1日、ウクライナとロシアの間で被拘束者交換が実施され、新たに50名のウクライナ軍人が解放されたと発表されていた。
同日、ゼレンシキー宇大統領は、今回の解放を含め、これまでに計1319名のウクライナ軍人がロシアの拘束から解放されていると発言した。