ロシア軍にはまだ多くの航空機が残っている=ウクライナ空軍

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は5日、同日のロシア領内の2つの飛行場で爆発が生じた後も、同国軍には多くの航空機が残っているとし、ウクライナへの新たな攻撃の可能性は排除されていないと発言した。

イフナト報道官が国営テレビ局「フリードム」への出演時に発言した

イフナト氏は、「残念ながら、(ロシア軍に)それら航空機は十分にある。Tu-95だけでなく、Tu-160もある。Tu-95 1機で8弾のミサイルを運べ、同機はロシア国内にまだたくさんあるのだ。何十機もある。そのため、彼らが攻撃できなくなると話すことはできない。飛行場は大きく、飛行場自体への損害は、思うに、最小限である。しかし、それは彼らにとっては不穏なシグナルではあろう」と発言した。また同氏は、ウクライナ領内への攻撃の可能性は残っていると補足した。

同氏はまた、ロシアの飛行場におけるダメージは衛星画像で確認されると発言した。

これに先立ち、5日、ロシアのサラトフ州とリャザン近郊の軍事飛行場にて爆発が発生し、ロシア軍の航空機に損傷が生じていた。