米国、ウクライナにおける戦闘の冬季停止は予期せず

米国のカービー国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は14日、ウクライナにおけるロシア戦争は活発に継続しているとし、その点から今後の冬の数か月も戦闘が止むことは予期していないと発言した。

カービー戦略広報調整官が電話記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

カービー氏は、「私たちは、今後の冬の数か月に戦闘が止むことは予期していない」と発言した。

同氏はまた、現在ウクライナ東部ドンバス、特にバフムートやその周辺にて激しい戦闘が生じており、これが今後も一定期間続くだろうと指摘した。

記者から、ロシアとの終戦に向けた和平協議実施の可能性について質問があると、カービー氏は、それはウクライナが決めるべきことだとし、「それは米国ではなく、ゼレンシキー大統領にかかっていることである」と発言した。

写真:ウクライナ軍参謀本部