ウクライナ政権、「ベラルーシからの侵攻」という露プロパガンダに反応しないよう呼びかけ

ウクライナのザリウナ大統領府長官顧問は23日、ロシアが現在、情報空間にあたかも「ベラルーシからの侵攻」があるかのようなメッセージを再び拡散していると指摘した。

ザリウナ氏がテレグラム・チャンネルで伝えた

ザリウナ氏は、「ロシアのプロパガンダの特にお気に入りのテーマの1つ『ベラルーシからの侵攻』がまたしても私たちのメディア空間に放り込まれている」と伝えた。

同氏はまた、その際に、「私の知り合いの軍人が行っていた」といった類の噂をメッセージアプリ上で広めながら、同時に全くもって信頼できない人物を通じて情報拡散が行われていると指摘した。

その上で同氏は、「そのようなものに対する返答は簡潔だ。それは『私たちの防衛勢力の備え』である。公式発表のみを聞いてくれ。敵は、祝日を前に、あなた方の心理に影響を及ぼしたがっている。敵に成功のチャンスを与えてはならない」と発言した。

これに先立ち、ソーシャルメディア上に、ベラルーシへのロシア軍の機材が投入されており、近日中のベラルーシからの進軍に向けた準備が行われているという情報が拡散されていた。