ロシア軍、ヘルソン市を砲撃 住民死者5名、負傷者35名
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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は24日、同国南部ヘルソン市を再び砲撃した。この結果、住民の間で少なくとも死者が5名、負傷者が35名出ている。
ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃を写真とともに報告した。
ティモシェンコ氏は、「ヘルソンだ。ロシア人は、新たなテロを実行した。町の中心を砲撃したのだ。人々が死に、建物が破壊された。町の中心、休日、多くの人々が通りに出ている時だ」と書き込んだ。
また同氏は、同攻撃における死傷者数は現時点で、死者5人、負傷者35人(内16名が重傷)だと発表している。
ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃につき、「ソーシャルメディアは、おそらくこの写真を『機微な内容を含む』に分類するのだろう。しかし、これは機微な内容ではない。これがウクライナとウクライナ人の実際の生活なのだ。テロ国家は、『ルスキー・ミール(ロシアの世界)』を民間人砲撃の形で届け続けている。ヘルソンの土曜の朝、クリスマスイブ、町の中心部のことだ。それは軍事施設ではない。これはルールに従った戦争ではない。これはテロだ。これは脅迫と満足のための殺人だ」と書き込んだ。