ロシアはソレダール進攻の代償は非常に高くついたと認識している=米国務省

米国務省のパテル副報道官は13日、ウクライナ東部の激戦の生じているドネツィク州ソレダールにつき、状況は引き続き困難であるが、しかしすでにクレムリンは、その進攻が非常に高くついたと理解していると発言した。

パテル副報道官がワシントンでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

パテル氏は、ウクライナ前線の状況につき、「ロシアの何か月にも及びキャンペーンが極めて甚大な人的損害をもたらしたことは明白だ。何千もの準備のない劣悪な装備のロシアの動員兵が死亡した」と発言した。

同氏はまた、その進攻が高くついたと指摘した上で、「クレムリン自身も、ソレダール進攻の決定の代償は高くついたと認めた」と発言した。

その点につき、同氏は、米国はウクライナのパートナーたちと緊密な協議を続け、状況を評価していくと補足した。

これに先立ち、13日、ウクライナ国防省のマリャル国防次官は、「ソレダールの夜は熱かった。戦いが続いた。敵は、ドネツィク方面にほとんど全ての基本的戦力を投入しており、高い集中度の攻勢を続けている」と発言していた。